2012/10/09

ロジャー・ウォターズがラッセル法廷に加わる


2012年10月01日

伝説のロジャー・ウォターズが、パレスチナに関するラッセル法廷に陪審員として加わる。


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英国のロックバンド、ピンクフロイドの創設メンバー、ロジャー・ウォターズは、2012年10月6-7日にニューヨークで開催されるパレスチナに関するラッセル法廷の陪審員で、ピューリツァー賞受賞作家、アリス・ウォーカー、市民権の偶像、アンジェラ・デイヴィス他に加わるだろうと発表した。
何十年ものロック・ファンは、彼の進歩的思考や、何億枚もを売り上げた『Dark Side of the Moon』や『ザ・ウォール』といった草分け的なアルバムで、ウォターズを知る。現在のツアー『ザ・ウォール・ライヴ』が、2012年の国際的コンサート・チケット売上でトップとなったウォターズは、「パレスチナに関するラッセル法廷は、パレスチナの人びとが敬意をもって扱われるべきとの議論に、わたしたちが重みを与えることができるよう、被占領地で起こっていることについて光を注ごうとしている」と語り、第4と最終の国際公聴会に陪審員として参加することに決めた。

パレスチナに関するラッセル法廷のため、ウォターズが作った短いヴィデオクリップで、ウォターズは、「解決がどこにあるのかについての意見をもう少しさらにわたしに与えるかもしれない証言を聞くため、わたしは陪審員として座ることを要求されるだろう。次の100年間、他の子どもたちを互いに殺すすべてを止めるかもしれないそれらの問題への非暴力の解決策がある」と、説明する。

パレスチナに関するラッセル法廷は、パレスチナ人およそ1,400人を殺戮した、ガザに対するイスラエルの血なまぐさい攻撃に続き、2009年に開始され、それ以来、パレスチナの土地のイスラエルの45年来の軍事占領と植民地化の現実を暴くため、法律専門家、学者、活動家、他の名士の人びとがまとまって作業してきた。先立つ開廷は、バルセロナ、ロンドン、ケープタウンで開催された。これら公聴会は、それぞれ、欧州連合のイスラエル支援、パレスチナ占領の企業との共犯、イスラエルがアパルトヘイト犯罪に有罪かどうかの問題に向けられた。
第4と最終開廷は、ニューヨーク、クーパー・ユニオンの歴史的グレート・ホール (7 East 7th Street, Manhattan) で、2012年10月6-7日に開催される。

原文:PULSE

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