2009/03/21

『心の傷:アーティストと国家』

「土地の日」記念日とグローバルBDSデーのイヴェントの部分として、カリフォルニア在住パレスチナ美術家、ジョン・ハラカが、パレスチナ48の美術家、ラナ・ビシャーラを取材したドキュメンタリー『心の傷:アーティストと国家』(2009年/53分)が、サンディエゴで初上映されることになりました。
 タイトルクリックで、7分30秒に編集された『心の傷:アーティストと国家』を観ることができます。

2009/03/16

ガザの抵抗

2009年3月15日、INTERNATIONAL SOLIDARITY MOVEMENT

2009/03/15

占領批判のインスタレーション、ヴェオリア問題


2009年3月12日、The Electronic Intifada
 美術家、ヴァン・サン・ラッドはインスタレーション『移動の経済-パレスチナの一片』(写真)で、オーストラリア、メルボルンを混乱に陥れました。
 ラッドはプラットホームという美術空間でのグループ展『破壊する抵抗の抵抗する破壊』に招待されました。何がこの作品を造らせたのか問われてラッドは「メルボルンの交通網は(フランス企業、ヴェオリア傘下の)コネックスが運行している。僕は、占領下パレスチナでのヴェオリアの違法な運行を現す絶好の機会と考えた」と応じました。プラットホームに展示された彼の作品は、ヴェオリア傘下のコネックス、常連、ユダヤ集団などからの不満にさらされ、翌日には覆われることになりました。コネックスがプラットホームを訴えると脅したのです。
 全文はタイトルクリックで。結局覆いは取り外されました。

 関連記事:『入植地へのイスラエルバス事業をフランス企業が』boycottil

2009/03/14

カルキリヤとツルカルムの水害


2009年3月12日、STOP THE WALL
 雨の少ない冬で、旱魃が懸念されていましたが、2月末から3月初め、豪雨がパレスチナを襲い「分離壁」で囲まれているカルキリヤとツルカルムの畑や温室は水に浸かりました。「壁」の下に水を流すトンネルは造られているものの、金網で塞がれているので、そこにゴミなどが絡み、ドレインの機能を果たしませんでした。
 全文は:STOP THE WALL

2009/03/13

ドキュメンタリー GAZA


 フランスから届いたドキュメンタリー『GAZA』のポスター、フランス語は読めませんが、送り主がサミール・アブダッラー、ドキュメンタリー作家ですから、おおよその見当はつきます。すぐガザに入って撮影し、休む間もなく編集したのだと。
 フランス語を読む方はタイトルクリックで、上映会の日程(パリで、だと思いますが)など詳細のページに移行します。

2009/03/09

イスラエル、カルキリヤでオリーヴを伐採


2009年3月8日
 カルキリヤ地区のラスティラ村のパレスチナ農夫は、彼のオリーブを含む村民のオリーヴの樹々がイスラエルに伐採されるのをみて心臓発作をおこしました。この伐採に異議を唱えたイスラエル活動家2人とアメリカ、デンマーク、スエーデンからの連帯活動家3人、計5人が逮捕され、ケドゥミム入植地の警察署に連行されました。
 全文は:International Solidarity Movement

2009/03/03

『色の辞典』


 エルサレム、アルホーシュ画廊で展覧会『色の辞典』が開催されます。ビルゼイト大学美術館、ならびにパレスチナ美術国際アカデミーとの共催で、キュレイションは、ヴェラ・タマリとティナ・シャーウェル、会期は、2009年3月12日から4月25日まで。
 出品作家:カマル・ボラータ/サーミア・ハラビー/ソフィア・ハラビー/ジュマーナ・フセイニ/スレイマン・マンスール/タイシール・シャラフ/ヴェラ・タマリ/ウラディミール・タマリ/ダウード・ザラティモ
 画像はサーミア・ハラビーの作品、アラビア語のカリグラフィーで構成され、アルクッズ(エルサレムのアラビア語名)の他に、ガザ、ヤーファ、ナブルスなど読み取れますから、パレスチナ古来の都市名をあらわした作品に違いありません。

関連記事:Institute for Middle East Understanding