2009/02/06

南アフリカからのメッセージ

 南アフリカの港湾労働者は、2月8日、ダーバンに到着予定のイスラエルからの船舶の荷揚げをしないと発表しました。どの国の荷物であれ、弾圧と搾取への加担の拒否を明確にしていて、去年は、中国からジンバブエに輸送される武器の荷揚げを拒否しています。
 この2月8日の荷揚げ拒否は、労働者の抵抗運動の輝かしい歴史の一部となるだろうと、それというのも、南アに対する反アパルトヘイト運動が起こった4年後、1963年、デンマークの港湾労働者が南ア製品の荷揚げ拒否、仕方なくスウェーデンに行くと、スウェーデン港湾労働者がこれに続き、リバプールで、後にはサンフランシスコでも荷揚げが拒否され、南アのアパルトヘイトを終わらせるきっかけとなった港湾労働者の抵抗の心意気を、今度はここ、南アから始めると、高らかにうたっているようです。

 ボイコットが港湾労働者から始まるとすると、釜山でしょうか、このあたりでは。

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